園ママ必見!よくある保育園・幼稚園トラブル、実例と対処法【子どものケガ・ケンカ編】~その1~
1.ケンカ、ケガ、いじわる…。子ども同士のトラブル解決法!
ワクワクの園生活が始まり、そろそろ親子とも生活リズムに慣れてきたかな…という時期に気になってくるのが、保育園・幼稚園での「トラブル」。
保育園や幼稚園での集団生活の中では、他の子どもと関わることで、楽しいこともあれば、ちょっとしたトラブルも付きもの。
そう分かってはいても、ケンカでケガをしたり、いじわるをされて泣いて帰ってきたりと、子どもが悲しそうだとママも泣きたくなるほど心配になりますよね。ときには腹が立つこともあるかもしれません。
でも、そんな時ほど落ち着いて対処をしたいもの。
今回は、保育園生活11年目、子ども4人、通った園は9園、といういろいろな経験をしてきた私が、実体験をふまえて「子ども同士のトラブルの対処法」を考えてみたいと思います。
Writer Profile
反抗期に差し掛かったお兄ちゃんから新生児まで、小学生2人、保育園児1人、0歳児の男女4人を育児中のMOMOです。夫が転勤族なため、何度かの子連れ引っ越し・転園を経験。様々なタイプの園&子どもの生活を知る私が、子育てライフに役立つ情報をお届けしていきます。睡眠不足に悩まされながらも、ぷにぷにの0歳児に癒される毎日♥
園トラブル、子どものケンカはどんなケガが多い?
ケンカや、ケンカとは言わないまでもちょっとした子ども同士のやり取りの中で、ケガをしてしまうことは、実は園生活の中ではわりとよくあることです。そんな時の対処法を考えてみましょう。
ケガをしやすいのは2・3歳ごろまでが多いです。
上手に言葉で自分の気持ちを相手に伝えることができない場合など、ついついお友達に手をあげてしまう場合があるのですね。これは成長過程のひとつなので、完全に避けきれることではありませんし、誰にでもあることとまずは心得ましょう。
我が家の子どもたちも、年齢の低いうちは、「お友達に嚙まれちゃった」、「自分が持っていたおもちゃを取ろうとした子に押された」などのトラブルで、ちょっとしたケガをして帰ってくることもよくありました。
こうしたお友達同士のトラブルで起こるケンカ・ケガは、主に、
・ひっかく
・噛みつく
・押す
・叩く
などのケースが多いです。
親としては、我が子が被害者側になった場合には「我が子にケガをさせたのは誰?」と気になってしまうものだし、逆に加害者側になってしまった場合には「誰に対してしてしまったんだろう……お詫びをしなければ」と感じると思います。
しかし、保育園の先生は「誰にケガをさせられたのか」、もしくは「誰にケガをさせてしまったのか」を明らかにしないケースもとても多いです。私の経験では、基本的には教えてくれないことがほとんどです。
先生がトラブルの詳細を教えてくれない理由は、
「親同士のいざこざを防ぐため」
「保育園で起こったことは、保育園の責任であるため」
といったことが挙げられます。
とはいえ、我が子がケガをして帰って来れば納得がいかず、思わずもやもやした気持ちになってしまうのも理解できます。逆に、先生は詳しく言わないけれど、もしかして自分の子だって誰かにケガをさせたのかも……と思うのも落ち着きませんよね。
どうしても気になることがあれば、先生に相談してモヤモヤを解決しましょう。
このときの大事なポイントは、「相手のせいばかりにしない」ということです。
「もしかして、我が子の方が、ケンカになる原因を引き起こしているのでは?」という可能性も視野に入れ、「どうしたらケガにつながるケンカを減らせると思われますか?」などと先生に聞いてみると良いでしょう。
先生は子どもと関わるプロです。
普段から子どもたちそれぞれの個性も見てくれているので、一人ひとりの子どもに合った対策をアドバイスしてくれるでしょう。
先生に個人的な相談をしたい場合は、まずは「連絡帳」で概要を連絡するのがセオリー。その上で、面談や電話相談のお時間を取っていただけるようにお願いするとよいでしょう。
子どもが文字を読める年齢になっているなら、連絡帳ではなく便箋に書いて封筒に入れ、連絡帳にはさんでお渡しするのもおすすめです。
誰でも、「我が子がいちばん可愛い」ものであり、それは相手にとっても同じこと。
自分の子が被害者・相手の子が加害者、に見えてしまいがちですが、いま一度、ニュートラルな視点を持つように心がけましょう。
なお、被害者側であっても加害者側であっても、相手と思われる親御さんや子どもに直接何かをいうのは絶対にNGです。
たとえ、普段から親しくしていたり、LINEなど直接の連絡先を知っていたとしてもやめましょう。お相手や他のママ友ではなく、必ず、園の先生に対して相談するようにしてください。
コメント