箸の持ち方、「バキューンの手」って何? 目からウロコの教え方【管理栄養士ママの体験談】
前回記事で、箸の持ち方、教え方の心得について書きました。
今回は、子どもに箸の持ち方を教えるときの「バキューンの手」についてお話しますね。
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管理栄養士のYUMIです。マイペースな小学生男子を育てるせっかちママ。どんなに忙しくても、最初の「いただきます」はみんなそろって言うのが食事のこだわり。キャリア15年以上の食の専門職として、ママたちに伝えたい、知っていると役立つ情報を発信していきます!
正しい箸の持ち方を教える「バキューンの手」って?
「バキューン」持ちとは、手でピストルの形を作って、そこから正しい箸(えんぴつ・スピーンなども)を持たせてあげる方法です。
写真で見ていきましょう。
「バキューンの手」、スプーン(フォーク)編
まず、子どもに「バキューンの手をして~」と言ってみましょう。
言いながら、一緒にやって見せるといいです。
こんな風に手を「バキューンの手」の形にします。
人差し指の第二関節あたりに、スプーンを置いてあげます。
次に、親指をスプーンに添えて。
そのまま持ってみましょう。
ちゃんと「鉛筆持ち」ができました。
「バキューンの手」、お箸編
お箸ですると、こんな感じです。
同じように、まずは「バキューンの手」をします。
お箸を二本そろえて、人差し指に置いてあげて。
親指で押さえます。
中指をお箸の下側(二本お箸の間あたり)に添えて、できあがり。
意外に簡単でしょ?
「いつかはできる」と気長に気楽に見守りましょう
「バキューン」という言い方が可愛いので、「注意している」とか「怒ってる」という感じにもならず、親子ともストレスなく取り組めますよ。
お箸を持つのに疲れて食事がストレスになるのはよくないので、それならスプーンやフォークに切り替えちゃいましょう。
持ち方だけ、できるだけ鉛筆持ちになるように気を付けてみてください。
焦らず気長に見守ることが、結局のところ近道なんですよね。
無理なく続けていれば、そのうちできるようになりますので、「いつかはできる」、「今日でなくても大丈夫」という心で、のんびり見守りましょう。
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