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【ラン活】人気ランドセルの購入準備はいつから?ラン活の最新事情!-前編-

小学生の必須アイテムといえばランドセルです。
近年のランドセルはカラフルでおしゃれな上、高い機能も兼ね備えたものが多くなりました。いざ購入しようすると目移りしてしまいますよね。
しかもメーカーごとに毎年新しいモデルの開発に力を入れていて、発売されると同時に人気が集中してしまいます。もしお目当てのランドセルがあるならば、できるだけ早めに行動を始めなければ、手に入れるのは難しいでしょう。
ランドセルを巡る攻防戦のことを「ラン活」とも呼ばれているのは、小学校入学を数年以内に控えた方なら聞いたことがあるのでは。

そんな言葉が生まれるほど加熱している現代の「ランドセル事情」について、お気に入りのランドセルを確実にGETできるように実際に「ラン活」真っ最中の私が、ラン活の一連の流れについてまとめてみました。
現在幼稚園・保育園に通う(特に4月から年長さんの)子どもがいるママは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Writer Profile
時短OL、在宅ワーク、ママの三役をこなすワーママのYuです。結婚前は幼稚園教諭として働いていました。子どもはもうすぐ年長さんの娘がひとり。0歳児から保育園にお世話になっているので、保育園情報もおまかせください。整理整頓と、SNSでのトレンド情報チェック、娘と一緒にクッキングするのが大好きなインドア派。

●「ラン活」はいつから始める?…答えは「年中の12月~3月」

ランドセル購入のための活動、いわゆる「ラン活」のスタート時期は、年々早くなってきています。
私の周りでは、保育園・幼稚園の年中さんの年末年始あたりからママたちの話題にものぼりはじめていました。ランドセルメーカーのカタログも、年末から予約できるところが増えました。私は12月頃に資料請求をして、3月に続々と届き始めています。

先輩ママの話では、毎年8月頃には翌年4月の入学にむけての人気モデルは売り切れてしまうとのこと。3月中にはカタログを取り寄せ、できれば展示会の予約なども済ませておくのがおすすめです!

 

●ランドセルを選ぶ時に重視するポイントは?

小学校6年間毎日使うランドセルですので、失敗したくないですよね。
ランドセルには選ぶときには、どんなふうな「観点」で選ぶか、というポイントがいくつかあります。
「ラン活」の先輩ママたちに聞いた『ランドセルを選ぶときのポイント』をまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
また、機能ポイントごとにおすすめの製品もご紹介していきますよ。

 

●機能で選ぶ

ランドセルにはメーカーごとに機能の違いや特色があります。どこを重要視して選ぶかは、学校の様子を調べたり、子どもと相談したりしながら決めていきましょう。

 

機能ポイント1. 色・柄

昔に比べ、今のランドセルはとてもカラフルで華やかです。子どもは、機能よりもまず見た目が気に入ったものを欲しがることが多いです。
男の子には、黒・濃紺などのダークカラーで、ワンポイントにカラフルな色やワンポイントがついているものが人気です。
女の子には、赤・ピンクの他に、ライトブルーや薄紫などの淡い色も人気です。というのも、幼稚園時代にピンクが大好きな女の子も、小学校に上がると紫や水色を「お姉さんっぽい色」と認識し始めて、ピンクより好むようになる傾向があるためです。また、さらに中・高学年になると、モノトーンなどのシックな色を好むようになることも。この辺は人によりますが…。
子どもが「ピンクがいい!」等と主張しても、ランドセル購入の検討は実際の使用の1年以上も前。「可愛らしすぎる色やデザインだと、学年が上がった時に飽きが来るのでは」と懸念して、6年間使うことを考えてもう少し落ち着いた、飽きが来なそうなカラー選びたいママもいます。ママの意見を優先したい場合は、先にある程度選択肢を絞った後で子どもに選ばせるとスムーズですよ。
おしゃれなママは、男女問わず、深緑や茶色などの革の上質感が現れるシックなカラーを選ぶ方も少なくない印象です。
いずれにしても、子どもがまず着目するのは「色」ですので、まずは色・柄などのテイストを親子で話し合って絞ったあとで、以下の機能面について検討していくといいのではないでしょうか

 

機能ポイント2. 軽さ

6年間毎日背負うものなので、軽い方が負担になりにくいと聞きます。
重量は人工皮革より本革のランドセルの方が重い傾向にありますが、背カンの立ち上がり機能(「背カン」とは、ランドセルの本体と肩ベルトを繋ぐパーツのことです)の有無により体感重量も変わってきますので一概に「本革の方が重い」とも言えません。
いくつかの候補をあげておき、展示会やお店で実際に背負ってみて我が子へのフィット感を確認することをおすすめします。

 

機能ポイント3. 背負いやすさ

背カンの機能により、ランドセルの背負いやすさは格段に違ってきます。

・背カンが可動式か?固定型か?
・背カンが立ち上がっているか?いないか?

試着時にこのような部分に着目して比較・チェックし、子どもが一番背負いやすいタイプを選びましょう。
ランドセルの背負い心地を左右する最重要パーツ「背カン」については、こちらで詳しく解説しています。

【ラン活】ランドセルの背負い心地を左右する「背カン」って何?詳しく調べました!

 

機能ポイント4. A4フラットサイズ対応

A4フラットサイズ対応だと、A4用紙に穴をあけて閉じるタイプの縦31cm×横23cmのファイルがスッキリ収納できます。毎日の出し入れがスムーズな方がいいですから、このポイントはチェックしておくとよいと思います。
メーカーにより、ランドセルの背中側一部分のみA4フラットサイズ対応なのか、全体的に対応しているのかという違いがあります。

 

機能ポイント5. 反射板

薄暗い雨の日や夕方でも、ヘッドライトに反射してピカっとひかる反射板がついていると安心ですよね。
工房系ランドセルですと反射板がシールで後付けするタイプのモデルもあります。
しっかりと縫い付けられているタイプは取れにくいのでおすすめです。

 

機能ポイント6. タブレット収納対応

新型コロナウイルスの蔓延防止策やIT教育の一環として、小学校でもオンライン授業を取り入れる方針の学校も増えてきました。2020年度からすでに地域によっては順次タブレットが配布されており、今後はタブレットを使う学校が増えていく可能性も濃厚です。
教科書類とは別にタブレットを収納するポケットもついていると便利ですね。まだそのような流れがない地域では必須のポイントとまでは言えないですが、意識しておいてもいいでしょう。

 

機能ポイント7. 各メーカーのイチオシ機能をチェック

ランドセルには、メーカーによってイチオシの機能が備わっています。
例えばベルト部分に防犯ブザーを取り付ける場所がある、錠前がワンタッチスライド式、かけている給食袋が一定以上の強い力で引っ張られたら外れる、学校のロッカーにきれいに収納できる仕様、などの機能です。
カタログなどで比較した上、実際に展示会やショップで手に取って検証してみましょう。

 

機能ポイント8. 6年間保証制度

ランドセルが破損してしまったときに無償で修理してくれる、修理中は代替品を貸してくれる、などの保証制度がついているかどうかもチェックしておきましょう。
今はほとんどのメーカーで保証してくれますが、破損理由によっては修理が有償になるケースもあるので、事前に調べておくとよいでしょう。

 

●予算で選ぶ

ランドセルの価格は、素材・メーカー・機能によって幅広く設定されています。

①1~3万円台
人工皮革(もっとも安い素材)で作られた、大手量販系のものがこの価格帯にあたります。人件費の安い海外の工場で大量生産しています。
工房系でも3万円台の製品がありますが、そのようなものは店舗がなくオンライン販売のみだったり、工場直で仕入れたりと切り詰める工夫がされています。

②4~7万円台
もっとも平均的な価格帯がこちらになります。
人工皮革(クラリーノ)のものがほとんどで、CMなどでおなじみのメーカーの最新機能がついた高機能な製品です。また、大手量販系とアパレルブランドのコラボレーション製品もこちらの価格帯のものが多いです。
一番売れているので、お友達と「かぶる」ことも多いです。

③8~10万円台
主に工房系のランドセル専門メーカーが製造する高級ランドセルがこちらの価格帯になります。素材は牛革・ヌメ革・コードバンなどの本革が使用されていて、裁縫も細部まで職人がこだわった手作りのランドセルです。
本物にこだわる人に根強い人気があり、お気に入りの工房を先祖代々愛用しているというご家庭も。

なおランドセルは、思わぬお店やアウトレットなどで旧モデルの新品が嬉しい価格で手に入ることもあります。
「ギリギリでも人気メーカーのものが買えた!」という喜びの声も多いようですよ。
予算重視なら、前年版の新品を是非チェックしてみることをおすすめします。

工房系の萬勇鞄では自社の型落ち品がセール価格で登場しています。

萬勇鞄のリンクはこちら!

子どもブランドのカラフルキャンディスタイルではセイバンのランドセルを扱っていて、「セイバンで売り切れてもここにあった!」という場合もあるのだとか。このように、コンバースの旧モデルがセール価格で手に入ることも。

カラフルキャンディスタイルのリンクはこちら!

●素材で選ぶ

ランドセルの素材は主に3つに分類されます。

①人工皮革
クラリーノなどの素材で作られています。
本革に比べると比較的安価で手に入ります。
軽くて雨や汚れに強く、デザインや色が豊富なものが多いのが特徴です。
 
②牛革
見た目に高級感があり、使い込むほどに味わいが出ます。
水には強くありませんが、撥水加工を施しているのであまり気にする必要はありません。
人工皮革に比べ耐久性があるのが特徴です。

③コードバン
革のダイヤモンドとも言われる、本革の中でも最高級の価値があるものです。
馬のお尻の革をなめした高級皮革で希少部位になります。
なめらかな手触りと光沢が特徴です。

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