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4児のママが厳選!子どもが飽きない「鉄板」絵本、13選 ~その2~

■歌、英語、アート、言語表現。いろいろな感性も磨かれる絵本

1. ストーリーが歌にもなっています。『はらぺこあおむし』

読んであげるなら:0歳~4歳
一人で読むなら:4歳~8歳
25ページ(目安時間8分~)

言わずと知れた、世界的ベストセラー絵本。ママが小さい頃に読んでいた、という方も多いのでは。我が家の子ども達が通った9つの保育園のすべてに置いてあった絵本です。
お話が歌にもなっているので、保育園や幼稚園での劇などに使われることもあり、親しみやすさはお墨付き。本の文字数は比較的多いので、「読みにくいかな?」と思われた場合は歌で歌ってあげてもいいのかもしれません。楽しく読み聞かせができますよ。

低年齢で、子どもの集中力が最後まで続かない場合は、あおむしが食べ物を次々と食べていくシーンをピックアップして読んであげるのがおすすめ。「おやつばっかり食べすぎると、おなかが痛くなっちゃうね」というようなお話もすることができます。

また、初めて英語に触れるのにもおすすめなのが、「はらぺこあおむし」のバイリンガル版。「数」、「曜日」、「果物や食べ物」など、親しみやすい単語がたくさん出てくるので、英語が苦手なママでも読み聞かせしやすいです。英語教育が気になるこの頃ですから、絵本から少しずつ「おうち英語」を取り入れていくのはいかがでしょう。

2. 擬音がいっぱいで楽しい。『わくわく でんしゃしゅっぱつ』

読んであげるなら:0歳~3歳
一人で読むなら:4歳~7歳
32ページ(目安時間10分~)

乗り物が好きな子どもにおすすめの絵本。電車がメインではありますが、電車だけでなく車や飛行機など、さまざまな乗り物が絵本の中に出てきます。「くるまはどこかな?」などと、問いかけをしながら読むとより楽しいです。問いかけポイントがたくさんあるので、何回読んでも飽きません。
我が家では、電車好きのお兄ちゃんがよく読んでいましたが、最近では3歳になった娘も興味をもちだし、よく読むようになりました。乗り物の乗客が可愛らしい動物なので、意外に女の子にも好まれます。
著者が「視覚デザイン研究所」というだけあって、絵のアングルや色合いなどがとても素晴らしいと感じます。同著者の他の絵本もぜひチェックしてみてください。
この絵本には、「カンカンカン」、「ガッシャン、プシュー」などのオノマトペもたくさん出てきます。擬音を使えると、1年生になってから作文や日記を書くときにいきいきとした文章をかけるようになりますから、国語力のアップにもなるんじゃないかな、と期待しています。

■いい夢が見られそう。ベッドタイムにおすすめの絵本 月や雲などへの興味も広がる。『おつきさまこんばんは』

1.月や雲などへの興味も広がる。『おつきさまこんばんは』

読んであげるなら:0歳~3歳
一人で読むなら:3歳~6歳
20ページ(目安時間3分~)

こちらは、子どもの寝かしつけにもおすすめな絵本。
「おつきさま、こんばんは」のところでママやパパがおじぎをして見せると、子どもも「こんばんは!」とおじぎをしてくれる様子がとてもかわいいです。くもさんが話す場面では、声色を変えてみると子どもが大喜びしてくれるのでぜひ試してみてください。
小さな子どもはまあるいものが大好き。まん丸のおつきさまのお顔は子どもの気持ちを和らげて穏やかに眠りに誘ってくれるでしょう。寝かしつけの際には、ゆっくり、落ち着いた声で読んでみましょう。
月、雲、空といった自然に興味をもつきっかけにも最適。この本を読んだ次の満月の夜には、子どもと一緒に夜空を見上げてみて。

2.寝かしつけタイムを楽しく。『おふとんかけたら』

読んであげるなら:0歳~3歳
一人で読むなら:3歳~6歳
20ページ(目安時間3分~)

こちらは、最初に紹介した「だるまさんシリーズ」の著者であるかがくいひろしさんの絵本。「だるまさんシリーズ」と同じくリズム感があり、テンポよく読める楽しい1冊です。
「ベッドに入ってこの絵本を読もうね」と子どもに声掛けすることで、すんなりとおやすみタイムに誘うことができます。寝かしつけにと読み始めると、子どもから「もう一回」と言われ、何度も読まされてしまうほど、我が家の子どもたちのお気に入り。表紙からして、ユーモラスな魅力に溢れていますよね。
「あともう一息で寝そう!」というときに、子どものおなかをやさしくトントンしながら静かにゆっくりと読むと、いつの間にか寝てくれますよ。

 

3.幻想的な絵柄が美しい。『よるのきかんしゃ ゆめのきしゃ』

読んであげるなら:1歳~5歳
一人で読むなら:5歳~8歳
32ページ(目安時間10分~)

こちらもたくさんの乗り物が出てくる絵本。キリン、サル、ゾウなどのいろいろな動物たちが、おもちゃやアイスクリームなどたくさんの荷物を貨車に乗せていきます。
そのシーンがとても楽しそうで、読んでいる大人までワクワクしてしまう、夢のある絵本だなと思います。
機関車だけでなく、炭水車、ホッパ車、冷蔵車など、たくさんの汽車の名前が出てくるので「こんな汽車があるんだね!」と子どもの興味関心を広げるきっかけにも。大人でも知らない用語が出てきますが、巻末に説明文が書いてあるのでそれを読みながら子どもに教えてあげることができます。
ファンタジックな絵柄も、おやすみタイムにぴったり。絵本の中の動物たちといっしょに「おやすみなさい」。

■番外編 比較的最近発売された、要チェックの絵本

上記でご紹介した絵本は、現在小4の息子が0歳のときから、きょうだいみんなで読んできた「鉄板絵本」ばかりです。乗り物の絵本も、キャラクターが可愛い動物だったりと、乗り物が特に好きでない子にも楽しめるセレクトとなっています。
最近発売された絵本にも魅力的なものがたくさんあるので、その一部を番外編としてご紹介します。

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