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保育園と幼稚園で、子どもに学力の差はつくの?両方を経験したママたちに聞きました【後編:デメリットと、卒園後の姿について】

「保育園と幼稚園のどっちがいいのかな?」

「保育園と幼稚園で、子どもの性格や学力に違いはあるのかな?」

そんな悩みや疑問を解決すべく、「保育園児と幼稚園児」の両方を育てた経験のあるママたちに聞いた、「保育園っ子と「幼稚園っ子の違い」について、まとめてみました。

前編である前回記事では、それぞれの体験談からメリットに着目して見てみました。
後編の今回は、それぞれの体験談から、デメリットなどを考えてみます。

ぜひ、園選びの参考にしてくださいね。

前回記事はこちら

保育園と幼稚園の制度や施設としての違いについては、こちらの記事をどうぞ。

Writer コドモなび編集部:
入園・入学を控えたママ&パパ、園児&小学生のママ&パパに役立つ情報を発信しています。

体験談6.保育園のデメリットは、「子どもと過ごす時間が短くなること」

保育園のデメリットは、最大のメリットである「保育時間が長いこと」の裏返し、ということになります。
また、自由に園を選ぶことが難しいのも、デメリットとして挙げられるでしょう。

・園を選ぶことができない(認可園の場合)
・保活が大変
・子どもと過ごす時間が短くなる
・習い事に通う時間を確保するのが難しい
・保育料が一定でなく、不公平な感じがする(認可園の場合)
・ママ同士の交流が少ない

希望の認可園の入園許可が出ず、認可外の保育園に。行きたい保育園に入るのがこんなに大変とは…。選んだ園に入れたらいいのに、と思います。
また、認可園と認可外と、両方経験しましたが、認可園は入園準備品の規定が意外に細かくて、手作りせざるを得ないものもあり、慣れないミシン作業が大変だった思い出があります。(子ども3人・神奈川県)

保育園だと、降園時間の都合で平日に習い事は入れられなかったです。下の子は幼稚園だったので、幅広くいろいろな習い事をさせてあげられて、差が付いちゃったかな、と思いました。でも、上の子は、のびのび系の子で、保育園がとても気に入って3年間毎日楽しく通ったので、本人に不満はなかったと思います。(子ども2人・千葉県)

お友達のママにお迎えのときにお会いしてもご挨拶だけ、という感じなので、あっさりとしたお付き合いが物足りなく感じることも。でも、幼稚園ママの濃密なお付き合いもよしあしなので、それが悪いということではないと思います。(子ども2人・東京都)

0歳~2歳が保育園でした。認可園の保育料は家庭によって異なることがあるので、収入が高めだと認可外の園の保育料を超える高額になることも(我が家も何と7万円台に…。3歳になる日が本当に待ち遠しかったです…)。その一方で保育料無料の方もいるわけなので、同じ保育を受けているのにこの差って…ともやっとしたこともあるのが正直なところです。(子ども1人・千葉県)

認可園だと、途中で引っ越して行政区が変わると退園しなければならず、転居先で入れる保育園がない…という状況になることも。引っ越しの予定があるなら、初めから認可外に入園する方がいいかもしれません。(子ども2人・東京都)

 

標準保育時間が長い保育園の子どもは、「親と離れている時間が長くてかわいそう」と言われるとこもありますが、そうとも言い切れません。子どもと過ごす時間が限られるからこそ、一緒に過ごす時間をベストなものにしよう、と奮闘しているママ・パパが多いことと思います。

子どもは、地域で育てるもの、ともいいます。
長い時間を園で過ごす分、保育園の先生は子どものよき理解者に。保育園は子どもの「第二の居場所」として機能します。親や親戚が遠方の人にとっては、頼りになる存在となってくれますよ。

 

体験談7.幼稚園のデメリットは、「費用面&ママが大変かも?」

一方、幼稚園のデメリットについては以下のような声が上がりました。

・保育料が高額になりがち
・入園金や制服代など、保育料以外の出費がかさみがち
・フルタイム共働き家庭に不向き
・園のお手伝いや役員などの仕事が多い
・ママ友トラブルが起こりがち?

延長保育が充実していた点に魅力を感じて選んだ幼稚園でしたが、途中で人数が増えたためか延長保育が頼みづらい体制になってしまいました。働きたいなら、やはり保育園の方がいいです。(子ども3人・神奈川県)

お弁当の幼稚園だったので、毎日好きなものばかり食べて、苦手な食材を克服したのは小学校にあがって給食が始まってからでした。
お弁当作りで朝も忙しく、お迎えも早いので家事をしていると自分の時間も持てず、自分の用事を入れると家事ができず…。毎日があっという間に過ぎて行った3年間でした。(子ども2人・千葉県)

入園金や寄付金、制服代など、初年度の出費が思ったよりもかかりました。(子ども1人・千葉県)

幼稚園は、とにかく親の出番が多くて、何かと駆り出されました。私は好きでやっていたのでいいのですが、赤ちゃんがいたり介護をしていたり、お仕事の融通がききづらい方などは大変そうでした。行事・園のお手使いにかける情熱の温度差があり、そこがママ同士のもめごとの発端になることも…。お付き合いが濃いのもよしあしです。(子ども2人・東京都)

お茶やランチに行くなど親同士の付き合いが濃くなりがちなので、どうしても、親の人間関係に子どもの人間関係が引っ張られるという側面があります。親同士が仲がいいと、一緒に帰ったり、同じ習いごとをさせたり、家に行き来をするようになり、園でもそれ以外の子と遊ばない、など。子どもの広い交友関係を確保したかったので、距離感の取り方には気を付けていました。(子ども2人・東京都)

 

体験談8.保育園/幼稚園、卒園後の子どもの姿はどうちがう?

ここまで見てきたようなそれぞれの園生活を通じて、卒業後の子どもの姿はどうなのでしょうか。

保育園卒園の子は、しっかりしていて自立心がある。

幼稚園卒園の子は、小学校の学習にスムーズに移行できる下地がある程度備わっている。

という特徴があるといえそうですが、園によっても、また子どもの個性によってもそこはさまざまです。

「保育園育ちの子よりも、幼稚園育ちの子の方が座って授業がきける」みたいなうわさ話がありましたが、それはうわさ話。真ん中の子が小学1年生になったとき、クラスでいちばんしっかりして、スポーツもお勉強もできた子は保育園出身の子でした。保育園・幼稚園というより、家庭の教育や子どもの資質によるのでは。(子ども3人・神奈川県)

保育園出身の子はしっかりしている、という印象の子が多かったです。服が乱れていたら自分で整えられる、トイレや手洗いの手際がよい、ロッカーの整理ができる、最初から一人で登下校し、学童や習い事までも一人で行ける、など。幼稚園出身の子の方が、ちょっと甘えんぼさんな印象だったかな。(子ども2人・東京都)

小学校入学時にひらがなが全部書けるなど、お勉強面では幼稚園出身の子の方が最初はスムーズな感じでしたが、1年生の2学期に入る頃にはもう差はなくなっていましたよ。1年生も後半になれば、誰が保育園とか幼稚園とか、誰も言いません。(子ども1人・千葉県)

保育園出身の子は座って話を聞くことに慣れていない、などと聞いたことがありますが、我が子がお世話になった保育園は仏教系で、お祈りやお話の時間があったのである程度の時間静かにすることにも慣れていました。保育園といっても園によっていろいろなので、いちがいには言えないと思いますよ。(子ども2人・埼玉県)

多くの方が口にするのが、「小学校に入学して、傾向の違いがあるのは最初だけ」ということ。

幼稚園の子はお勉強的なことや指示行動に慣れている。
保育園の子は自立心と順応性があるり、吸収がいい。

と言われますが、幼稚園でもどろんこ系と言われる自由でのびのびとした園で過ごす子もいれば、保育園でも宗教法人で経営されていてお祈りや道徳的な学びをしている園も、本や文字や数字などの学びを積極的に取り入れたり、劇や楽器に力を入れているところもあります。

そして結局、数カ月もすれば変わりません。

小学1年生の2学期を迎える頃になると、保育園出身・幼稚園出身、などという人はいなくなります。
もちろん、子ども同士もそんなことを気にしないですしね。

 

体験談9.保育園/幼稚園、将来の学力に差はつくの?

保育園は子どもの保育を行う福祉施設、幼稚園は小学校入学前の教育を目的とした教育施設。そんなことを聞くと、「学力に差が出るのではないか」と心配になる方もいることでしょう。

保育園の保育指針にも、幼稚園の教育要領にも、文字・数字の学びが必須といったような義務はありません。目指す子どもの姿、保育の姿、園の理念は、それぞれの園によって大きく異なります。

結局のところ、子どもの学力は、保育園か幼稚園か、ということよりも、違うところにあるのではないでしょうか。

幼児の時代は、遊びこそが学び。

早期教育に熱心になりすぎるよりも、外で元気に遊び、友達と協力したり交渉したりという社会性を育み、家でのお手伝いや、好きなことに夢中になる経験など、その後の学習の基礎になる「人としてのベース」を作る方がずっと大事だと説く教育者の方が多くいます。

各家庭で、子どもの姿を見ながら、得意なことを伸ばしたり、苦手なことにも立ち向かえる勇気を育んだりできるといいですね。

 

体験談10.保育園から幼稚園に/幼稚園から保育園に、転園するのはアリ?

保育園から幼稚園に、幼稚園から保育園に、認可保育園から認可外保育園に、などという転園のケースも、もちろんあります。

理由は、

・ママが仕事を始めた/辞めた
・転居をした
・2歳までは保育園で3歳からは教育面を重視して幼稚園へ
・小学校の学区内の幼稚園に転園

など、いろいろなパターンがあります。

幼児期の教育を重視して、仕事の都合を極力つけて保育園から幼稚園へ転園させる人もいるし、一方で、子どもには主体性と自立心を養わせたいといって、たて割り保育の保育園にこだわる人もいます。

ただ、保育園から幼稚園への転園の場合は、保育が必要な時間と、幼稚園の預かり保育の時間がきちんとマッチしているか、自分の思っているように預かってもらえるか(人数や回数の制限などがないか)、夏休みなどの長期休みの預かり保育はどうなっているか、など、入園前にきちんと確認することをおすすめします。

幼稚園の方が、親が参加するようなイベントが平日に行われたり、運動会・保育参観の振り替え休日を実施していなかったりというケースが多いです。思い違いがないようにしたいですね。

仕事の都合、実家や手を借りられる人がいるかどうか、子どもの性格、費用面、教育方針、立地など、我が家の優先事項を明確にして、メリット・デメリットを鑑みたうえで、最適な園選びがでいるといいですね。

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