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「読解力」が全教科の鍵!子どもの読解力&語彙力アップにおすすめドリル&本17選【幼児~低学年編】

「日本人の読解力が低下している」

というショッキングなニュースが発表されたのは、2018年12月。
OECD(経済協力開発機構)の生徒の学習到達度調査(PISA)の結果を受けて、このような報道があちこちで話題になりました。子どもを持つママとしては放っておけないニュースだったのではないでしょうか。

そこで今回は、小学校低学年のうちから楽しく無理なく読解力を鍛えるための厳選ドリルをご紹介。全て、我が子やそのお友達(桜陰や麻布などに行った子も)が実際に使い、「役に立った」とママが実感できたものばかりです。
今、幼稚園~小学生の子どもがいる方は、ぜひ参考にされてください。

Writer Profile
中1の息子を育てているリケジョママ(理系女子)のLISAです。小学校受験、中学校受験を経験し、子どもの家庭教育の大切さを実感。私の経験が、園児・小学生の子育て中のママの参考になったらうれしいです。

「読解力」は、全教科の勉強に関わる大切な力

この「日本人の読解力が低下している」というニュースを聞いた当時、我が家の息子は中学受験塾に通っており、私も気になって講師に質問したり、様々な教育系講演会に足を運んだりしました。やはり教育のプロからも「読解力の低下」を危惧する声が多かったと記憶しています。

そして、「読解力」がないと、すべての教科の問題の意図を理解しづらくなるため、国語だけでなく全教科としての問題だ、という点を印象深く覚えています。

試験を受けるような年齢になってから慌てて読解力を付けようとしても、なかなか簡単にはいきません。逆にいうと、読解力が身に付いていれば、全ての科目で有利になり、受験直前期に国語の勉強をほぼしないでも乗り切ることができるようになります。

もちろん、読解力が必要なのは試験時だけではありません。普段の生活の中でも、説明書を読んだり、使用上の注意を理解したり、読書を楽しんだり、と読解力が必要とされるシーンは多々あります。

また、我が家の実感としては、読解力があれば読書が楽しくなる(苦にならない)ので、ゲームやYouTubeに過度に依存することを防ぐことに繋がったいう実感があります。

そこで、小学校低学年のうちから親しんでおきたい、楽しく読める「読解力ドリル&本」をご紹介しますので、おうち時間や、朝学習の習慣づけに活用してみてくださいね。

 

1.【幼児~低学年】ことばに出あう対戦ゲーム・ことばでビンゴ!! (朝日新聞出版)

子どもの読解力を支えるのは「語彙」です。まずは、いろいろな言葉に出会い、ゲーム感覚でママと楽しく遊ぶのがおすすめ。この本は、お友達の女医ママのお子さんが持っていて教えてもらい、我が子もハマった言葉遊びの本です。

ビンゴのような4×4もしくは5×5のマスに、数字ではなく言葉が入っていて、書かれている言葉を交互に言い合い、自分が言った言葉で列が作れたら「ビンゴ!」というゲームです。(同じ言葉が別の配置で入ったペアの問題用紙を使います)

特徴:
ゲーム感覚で新しい言葉に触れられる
●カテゴリごとに関連する言葉を覚えられる
●スキマ時間にやりやすい
幼児~低学年向け

小さな本で、ページごとに切り取り線が入っているので取り外しやすく、電車の中やバスの待ち時間といったスキマ時間に手軽に取り組みやすいのもポイント。寝る前の読み聞かせの代わりに遊ぶのもおすすめです。

1つのビンゴ用紙には、同じカテゴリの言葉が書いてあるので、例えば「体のあちこち」という1問では、既に子どもが知っている「目」や「耳」という言葉と、あまり馴染みのない「ほお」や「こし」といった言葉が並んでいます。すでに知っている言葉と関連付けるから、新しい言葉も記憶に残りやすいんですね。

 

2.【幼児~低学年】「おはなしドリル」シリーズ(学研教育出版)

「お話を読む」+「問題を解く」 1日15分、読書週間と学習習慣が1度に身につく!
と銘打たれ、シリーズ全体で何十冊も出版されている学研の人気シリーズ。
他の読解力ドリルのシリーズでは中学年以上向けの読み物が多くなりますが、このシリーズは「1年生向け」、「2年生向け」、「低学年向け」も大充実しているのがいちばんの特徴です。

特徴:
●低学年向けの本が充実
●興味に合わせてタイトルを選べる
●ノンフィクションの読み物で読解力アップ
幼児~低学年向け

1年生向けのものなら、幼児への読み聞かせにも最適。いろいろなタイプの本を読むことが効果的と、教育クリエイターの影山英男さんも仰っています。幼児向けの絵本はファンタジーが多いですが、こうした「ノンフィクションもの」に触れることで読書の幅・興味の幅が広がりますよ。

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